タバコのやめ方
夫は若い頃からヘビースモーカーだったのですが、ある日突然タバコをやめました。
急に
「俺、タバコやめる。何か俺にできることないかなって考えて、タバコをやめることにした。」
と言われました。
その当時、夫の聞き流しが判明して
私が発狂寸前、毎日怒り散らしていた頃でした。
私としてみたら
「あなたがタバコをやめたところでこの状況が変わるの?なんなの!?タバコをやめるくらいなら、離婚してくれた方が私のためになるんだけど!?」
という感じでした。
なにせ、タイミングが変なんですよ。
結婚した時→吸ってた
妊娠した時→吸ってた
赤ちゃんが生まれた時→吸ってた
特になにと言ったことはない時→やめる
節目で
「節約しなきゃな」とか
「子どもの体に悪いな」とかいうことは無かったのに、なんで今なの?と。
で、さらにムカついたのは、
周囲の人に
「なんで今更なんだろうね。」
という話をすると、
「旦那さんエライね。」とか
「良い旦那さんだね。」という反応だったことです。
いま冷静に夫にインタビューしてみると、
当時は、
「何をしても怒らせちゃうから何かしなきゃ!」
「タバコを吸ってるとお金も時間もムダだから、やめればプラスになるのでは?」
と考えた、ということです。
うん、時を経ても意味わかんないや。笑
以前、「反応性愛着障害」という記事で、
「夫が、自分自身で変わることを望んで必死でついてこなければ、途中でやめて捨てていたと思います
(^ ^;)」
ということを書きましたが、
これも“必死でついてくる”一貫だったのかな?と
思います。
因果関係がまったくない事柄でも、
「今の自分にできる精一杯をする」というのを
夫がすることで、
何かしらの一生懸命さが私に伝わり、
何とかここまで来られたのかな、と感じています。
そう感じられるようになった私、器がデカいなぁ。(自画自賛)