AC夫と私の日常

アダルトチルドレン夫と私の、日々の奮闘記です

風邪で寝込んでるのに放っておく

私が体調不良で寝込んでいる時、

以前の夫は、

声掛けすらせずに何時間も放っておいていました。

 

夫は料理が得意なので、

子どもたちにご飯を作って

食べさせたりはしてくれるのですが、

私の分は無いし、呼ばれもしません。

 

ずっと「気が利かないのかな?」

と思っていました。

 

でも、夫が寝込んだ時には、私は声をかけたり、

何が食べられそうか聞いて用意します。

 

なので、ずっと謎でした。

 

結婚してずいぶん経ち、

アダルトチルドレンの呪いが解けてきた頃に、

このことについて

不満をぶつける機会がありました。

 

その時に判明したのですが、

夫の行動は悪気があった訳ではなく、

安静にするには放っておくのが一番だと

思っていたそうです。


夫は子どもの頃、

風邪で寝込んだ時には別室に隔離され、

ずっと寝かされていたそうです。

 

ただ、

食事はお粥を出されるし、

熱があれば病院にも連れて行ってもらったので、

満足していました。

 

ですが、枕元で看病された記憶は無いそうです。

 

薬を飲んだら熱さまシートを貼られ、

「とりあえず寝なさい」

と放っておかれていました。

だから、「看病」とは、

薬さえ飲ませたらあとは放っておいて寝かすことが

普通だと思っていたそうです。


でも今にして思えば、

体調が悪い時は心細くなるので、

近くに居てくれるだけでも心強いし、

声を掛けてくれると安心するので、

放っておくのは普通ではなかったな、と

思うとのこと。
 

私は、

子どもが熱があるときは特に、

熱性けいれんなどを起こさないか心配で、

居間に布団を敷いて寝かせていました。

インフルエンザだと

異常行動を起こすかもしれないので、

怖くて別室になんか寝かせられません。

自分にもうつるかもしれませんが、

それは仕方ないです。

 

夫のご両親は、

どういう目的で何もない別室に

子どもを寝かせていたのか分かりませんが、

私には理解できません。

 

今では、

夫自身も放っておかれるより

気遣ってもらった方がホッとするようで、

家族にも

そのように接してくれるようになりました。